「ドライヤーで髪を乾かすと熱で傷みそう」という理由から、自然乾燥に任せている人も多いのではないでしょうか？実は、ドライヤーで髪を乾かした方がきれいな髪になるんです。髪の毛を洗ってすぐに乾かさないと、水分が頭皮から蒸発してしまって髪のダメージや乾燥の原因に繋がります。
そこで今回は、正しいドライヤーの方法を知ってきれいな髪を目指しましょう。
髪を濡れたままにしておくと起きるトラブル
濡れたままの髪で寝てしまうと、髪にダメージや乾燥を与えてしまうだけでなく、枕に雑菌が繁殖して、さらなるダメージに繋がってしまいます。そのため、シャンプーの後はすぐに髪の毛を乾かしましょう。髪の毛は弱酸性で安定する性質を持っています。
シャワーなどの水道水は弱アルカリ性です。ですので、濡れた髪の毛はアルカリ性の成分が強くなっており、表面のキューティクルが開いた状態になるため、栄養が流れ出てしまって、枝毛の原因となります。
髪を乾かす前にやっておくこと
ドライヤーで髪を乾かす前にいくつかやっておくだけで、仕上がりはぐんと変わります。髪を乾かす前にやっておくこといくつかを紹介します。
しっかりとタオルドライをする
髪を乾かす前にしっかりとタオルドライをしましょう。タオルドライの方法は、まずタオルの上から指の腹で頭皮をマッサージするように水分を拭き取ります。次に、髪の毛はタオルでこすり合わせないようにタオルで優しく挟んで押さえるようにして水分をとりましょう。
タオルドライの注意点としては、ゴシゴシと力を入れて拭かないように注意しましょう。髪の毛への摩擦はダメージの原因になります。また、爪を立てて拭かないようにしましょう。頭皮や髪の毛を傷つける可能性があります。
洗い流さないトリートメントで髪を保護しよう
アウトバストリートメントは、髪を保護するのにとても大切です。洗い流さないトリートメントを付けるときのポイントは、両手をこすり合わせて指の間までしっかりとトリートメントをつけることです。こうやってから髪に付けることで、全体のムラを防ぐことが可能です。
さらに粗目のクシでコーミングしたら、髪全体にまんべんなくトリートメントが行き渡ります。髪が広がりやすい方は、髪の毛全体（地肌付近以外）、髪の毛がピタッとなりやすい方は、毛先を中心に付けるのがおすすめです。
ヘアドライヤーできれいに乾かす方法
それではきれいな髪に仕上げるドライヤーの方法についてご紹介します。
基本的に最初は、前髪と根本から乾かします。これには理由が3つあり、まずヘアスタイルで最も大事な前髪から変なクセがつかないように乾かすためです。次に、根本から乾かすことでドライヤーの時間を短縮するためでもあります。最後は、毛先がオーバードライになるのを防ぐためです。
また、前髪以外にもクセが出やすいところは先に乾かすことが大切です。濡れているときが一番クセ毛は直しやすくなります。逆に乾いていると直しにくくなるので、出来るだけ早めに直しましょう。
ある程度乾かしたらスタイルに合わせてドライヤーを使おう
ロングヘアの方は下を向いて乾かす
ロングヘアの方は、下を向いてドライヤーで乾かしましょう。ロングヘアの方は、根本が乾かしやすくなります。
トップにボリュームを出したいのなら
トップの髪をわしづかみして、根本を起こすようにドライヤーの温風を当てましょう。そして、手はそのままにしてドライヤーの冷風で冷ますか、少し放置します。
ウェーブを出したいなら
根本をだいたい乾かしたら、毛束をクルクルと指に巻き付ける感じで、ドライヤーの温風を当てましょう。そして最後に、冷風を当ててウェーブを固定します。ドライヤーの風を強風にするとウェーブが散ってしまうため、弱風で乾かしましょう。
カール感を出したいなら
ある程度乾かしたら、カールを出したいところを握るようにくしゃっとつかみながら温風を当てて、最後に冷風を当ててしっかりと固定しましょう。この場合も、強風を当てるとカールが散ってしまうため、弱風で乾かすことがポイントです。
まとめ
今回はヘアドライヤーで髪を綺麗に乾かす方法を紹介しました。ドライヤーをきちんと行えば髪のトラブルも未然に防ぐことができるので、髪のトラブルに悩まされている人は参考にしてみてください。
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